ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)
症状
母指には幾つかの腱(けん)というヒモがついていますが、そのうちの二本が手首の母指側にある腱鞘の中をいっしょに通ります。腱鞘の部分で腱の動きがスムーズでなくなり、炎症が起こると痛みや腫れがでてきます。
・短母指伸筋腱 主に母指を伸ばす働きをする腱の一本です。
・長母指外転筋腱 主に母指を広げる働きをする腱の一本です。
・腱鞘 (1)と(2)の腱が通るトンネルです。
 
原因
妊娠時、産後や更年期の女性に起こることが多く、スポーツマンや指をよく使う仕事の人にも多い。
 
病態
母指の使いすぎによる刺激のため、腱鞘が肥厚したり腱の表面が傷んだりし、そのために一層刺激が強くなるといった悪循環が生じます。
 
診断
検者が母指ごと、手首を小指側に曲げると痛みは一層強くなります。(フインケルシュタインテスト)
 
治療
・保存的療法:最初に行う治療です。次のような方法が主なものです
(1)局所の安静で刺激を少なくしましょう。時には副木を当てて固定することもあります。
(2)腱鞘内に局麻剤入りステロイド注射をして、炎症、痛み、腫れを押さえます。
・手術療法:・の療法で治らないときなどに行います。手術時間は10〜15分程度です。
腱鞘を切離し、腱を開放します。
 
 
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